kirakira
00:21:00

創元推理文庫の「ナンシー・ドルー」シリーズを三冊購入しました。以前言っていた海外作家の小説です。
まあ表紙絵の少女が可愛かったのと、軽めの少女探偵ものという響きに惹かれてですが。
少女探偵ナンシー・ドルーは約80年前から綿々と続いている海外の児童向け探偵小説らしく、作者のキャロリン・キーンという名前はシリーズ共通のペンネームの模様。
つまり同じ作者が書き続けているのではなく、これまでに何人もの作家が代変わりしながら、それぞれの時代に沿ったナンシーの物語を送り出しているというわけである。

で、中でも1930年代の初期作品は、いわゆる「殺人など残酷なシーンがない」確固とした児童向け小説として多くのファンに親しまれているようです。
今回私が購入した創元推理文庫のナンシー・ドルーはその初期作品の新訳だったり。

特徴を挙げると……

主人公のナンシーは金髪碧眼の魅力的な十八歳の少女探偵。父親は地元では有名な弁護士。
品行方正で正義感が強く、困っている人をほうっておけない行動力溢れる美少女。
ストーリーは基本的に勧善懲悪で登場人物も善玉と悪玉がはっきりしている。
推理小説といっても本格的なミステリではなく、推理よりはナンシーの行動力のほうに重点が置かれて事件が解決に進んでいく。

おお、なんと私向けの作品内容であることか!
ぶっちゃけ本格的な推理ものだったら食指は動きませんし。なんといっても十八歳の良い子な美少女探偵が主に行動力で事件を解決に導く勧善懲悪タイプの話というのが気に入りました。


そんなわけでまずは一作目「古時計の秘密」を読了。
児童向けだけあって文章が非常に読みやすく文字も普通サイズなのでさくっと読めました。
そういやこの表紙絵、私が通読している高里椎奈のフェンネル大陸シリーズの表紙挿絵を描いておられる人ですね。

さて感想ですが、上記の特徴どおりで気持ちよく楽しめました。
やはり主人公のナンシーがよいです。ダークブルーのコンバーチブルを運転し、一人でタイヤのスペア交換だってできるのにはびっくり。
完璧超人というわけではまったくなく、行動力が過ぎるあまりに危険に陥ったりもして、でも児童向けならではのご都合主義で難を逃れて最終的にはハッピーエンド。
うん、わかりやすくて面白かったです。

kirakira
kirakira
プロフィール

皇帝栄ちゃん

Author:皇帝栄ちゃん

クトゥルー神話、ロード・ダンセイニやアルジャナン・ブラックウッドの小説、一昔前の海外怪奇幻想小説、織田作之助、アシジの聖フランシスコなどが好きな這いまわる偽善者。永遠属性持ち。ハッピーエンド至上主義。

東方は早苗さん好きで、霊夢と早苗のカップリングがお気に入り。アイマスは橘ありす好きで、ありすと幸子のカプがお気に入り。


新刊「永遠のレイサナ」とらのあな様にて委託販売中。


■自作動画
東方MMD短編
東方MMDシリーズもの

メールフォーム

kirakira
kirakira
検索フォーム
kirakira
kirakira
月別アーカイブ
kirakira
kirakira
QRコード
QRコード
kirakira