kirakira
14:36:48
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人形つかい小梅の事件簿 1恐怖のお笑い転校生 (集英社みらい文庫)人形つかい小梅の事件簿 1恐怖のお笑い転校生 (集英社みらい文庫)
(2013/10/04)
安田 依央

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人形つかい小梅の事件簿2 恐怖!笑いが消えた街 (集英社みらい文庫)人形つかい小梅の事件簿2 恐怖!笑いが消えた街 (集英社みらい文庫)
(2014/04/04)
安田 依央

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人形やぬいぐるみと話せる力があることを知った小学五年生の少女、曽根崎小梅が身のまわりに起こる怪事件に立ち向かうお話。主人公がお笑い好きの大阪人少女(一人称は私。やったぜ!)で、パートナーとなる本間さん(ブサイクな猫のぬいぐるみだが小梅のピンチ時には頼れる大阪のおばちゃんに変身!)というところが気に入りました。

イラストと設定が好みなので衝動買いしたのですが、1巻を読んだら意外と面白くていい感じでした。「恐怖のお笑い転校生」というアレなタイトルなのに、学校の生徒や教師、クラスメートの親友までもが少しずつ心が変質していく展開はなかなかぞっとさせられる精神的な怖さをうまく表現しています。アナグラムの使い方と読者への示唆にも感心しました。また、東京の学校に通うことになった小梅があることで自分がお笑い好きのキャラということを隠して「おしとやかな女の子」を演じる羽目になってしまうという設定が、終盤で敵の心理攻撃に追い詰められるキーとしてうまく機能しています。かなり満足いく内容でした。

そして2巻は地元である大阪が舞台ということでさらに期待したのですが……うーん、1巻にくらべていまひとつな内容。事件のパターンが同じなのはいいとして、恐怖というには怖さに欠け、なにより小梅と本間さんの描写が薄かったのはどうかと思った。ゲストである小梅のおじいちゃんのおじさんが話の主軸に据えすぎで、しかもアナグラムの謎解きやらなにやら、このおじさんが殆ど対処してしまっているのが問題。そのため主人公の小梅とパートナーの本間さんの活躍の機会が著しく減少する結果に。ストーリーのスケールは大きくなったけど、二作目でゲストキャラ主体の話をして主人公とパートナーの描写を薄くしてしまうのは勿体ない。

とりあえず、3巻には期待したいところです。
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││2014/04/25(Fri)18:55:45│ 編集
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皇帝栄ちゃん

Author:皇帝栄ちゃん

クトゥルー神話、ロード・ダンセイニやアルジャナン・ブラックウッドの小説、一昔前の海外怪奇幻想小説、織田作之助、アシジの聖フランシスコなどが好きな這いまわる偽善者。永遠属性持ち。ハッピーエンド至上主義。

東方は早苗さん好きで、霊夢と早苗のカップリングがお気に入り。アイマスは橘ありす好きで、ありすと幸子のカプがお気に入り。


新刊「カワイイボクとファーストキス」とらのあな様にて委託販売中。



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